みそしる新聞

二人の人間が共同でゆるく記事をかきます。

星野源の魅力ってなんだろうと考えてみた結果。音楽編

突然ですがわたしは星野源の生き方が大好きだ。

思いつくまま職業(となりうるもの)を挙げてみる。

 

作詞家

作曲家

ギタリスト

ボーカル

マリンバ奏者

ダンサー

文筆家

俳優

声優

コント役者

ラジオパーソナリティ

自身のPV編集(一部)

自身のライブ演出のプロデューサー、監督

 

いやいやいや。

わたしが思いつくだけでも職業欄書ききれないよ笑

エッセイで出てきた、

アパート契約しに行った話思い出しちゃったよ笑

職業多すぎてフリーターかと怪しまれるやつ笑

そして生活はつづく (文春文庫)

そして生活はつづく (文春文庫)

 

 

そんなこんなでいっぱい職業のある人なんですが。

 

『どっちかに絞ったほうがいいよ。こういう世界で二足のわらじを履いちゃだめ』

 

と色んな人に言われたのにも関わらず、何足ものわらじを

はき続けたエピソードはその界隈では有名な話ですね。

 

才能ないからやめなよとも言われたそうです。でも、

 

いつか、才能のないものが、面白いものを創り出せたら、

そうなったら、才能のない、俺の勝ちだ。

 

言い切ります。そして見事に実現させてしまってます。くそう、すごいぜ。

 

外見は近所にいそうな

優しそうなお兄さんというか

かわいいおじさん?(怒られるやつ)

 

だけど普通にみえて、全然普通じゃない。

 

自分の中でもなぜ惹かれるのか整理したく、この記事を書いてみました。

 

整理してできた個人的ポイントをとりあえず3つほど。

 (項目が多すぎたので今回は音楽編。)

 

1.音楽が大好きな気持ち

2.星野源フィルター

3.歌詞から気付かされること

 

1.音楽が大好きな気持ち

星野源のANNで高橋芳朗さんがゲストで来たとき、盛り上がってましたね。

もう音楽の話が止まらない。

808が好きだとか、ネオソウルとか、トニートニートニーとか。

もうわたしついていけてなかったけど笑

ひとつひとつが魔法のことばの様で、

訳がわからないなりになんだかワクワクしていました。

 

その一方で、別の回のANN聞いてると、ドリカムとかB'z、

はたまたBABYMETALやらヤバTやら岡崎体育やら笑

今の日本で流れている音楽の魅力を語っている場面もあった。

 

一番影響を与えたと言っても過言ではないのが音楽の神様「細野晴臣」。

これはまた別の機会にぜひ話したい。

 

要するに、音楽愛がものすごい。圧倒的な音楽の知識。

 

2.星野源フィルター

そんな星野源が作る音楽は、

やっぱり敬愛する今までの

(特にブラックミュージックと呼ばれる)音楽の流れを汲むものが多い。

 

ただ、単なる「古き良き時代の音楽」の真似じゃない。

自分の中で分解・再構築を自然にやっている。

 

一つ個人的に印象的な例をあげます。

皆さんご存知、過保護のカホコの主題歌「Family Song」。

その中で「プリン」っていう曲があるんです。

Family Song (初回限定盤)

Family Song (初回限定盤)

 

 

これはPrinceっていうアーティストの1980年代の曲「Sister」っていう曲を

ふざけて真似したっていう体の曲らしいんですけども。

*1

DIRTY MIND

DIRTY MIND

 

 

本人的には相当オマージュのつもりなのに、原曲聞いても、

やっぱり星野源の曲っぽさがすごい。楽しくてふざいけててかっこいい。

ちゃんと現代にもバシッと伝わるものになってるんです。

 

そして、princeって正直個性的すぎる印象強くて「ふ〜ん、すごいな」

くらいだったんですけど、

「プリン」聞いた後、「Sister」聴くと、なんだこれ面白いって

なったんです。星野源のフィルターを通して、気づく良さがあるというか、

どんどん他の音楽の世界に惹かれていく。

 

何の知識もないまま行く美術展と、前知識をつけて行く美術展の

面白さの違いのような。うまく言えませんけど。

 

これってすごくない? 

  

3.歌詞から気付かされること

エピソードというアルバムの中に、「日常」という曲があるんですけど。

エピソード

エピソード

 

 

みんなが嫌うものが好きでも

それでもいいのよ

 

みんなが好きなものが好きでも

それでもいいのよ

 

共感はいらない

一つだけ大好きなものがあれば

それだけで日々は動き

君が生まれる

 

「こんな変な曲が好きだとか嫌われるの怖い!」とか

「みんなが好きなものはかっこよくない!」とか

そんなことじゃないんだよ。

自分が好きで、それが力になるのであれば

それでいいじゃない。

 

そんな風に受け取りました。

 

普段は自然すぎて気づかない感情だったりものの美しさだったりを

表現するのが本当に上手なんですよね。

 

他に有名所の「Family Song」で例を挙げると、

 

“ 畳んだタオルの痕 ”

 

なにその表現!

このワンフレーズで、親しい誰かがいる気配がありありと伝わってくる。

鳥肌立ちます。

 

まとめ

星野源は「普通」という皮を被ったとてもおもしろくて変な人です。

 

本当に長々と書いてしまったのですが、読んでくださった方、

ありがとうございました。

そして間違いを見つけた方、そっと教えてください笑

 

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*1:ちなみに、プリンのオマージュ元の「Sister」は姉ちゃんとイチャイチャするぶっ飛んだ内容の曲だけど、「プリン」はダイエット中にプリンが食べたくて仕方ない気持ちの曲です笑

 

ギャップ面白すぎ笑